鹿児島山楽会の計画に参加して、五ヶ瀬向坂山のスノーシューハイクに出かけてきました。
ヤマメの里 ホテルフォレストピアに前泊。
まず、スノーシューの装着の講習、ワンタッチでできるようになってますが慣れるまでちょっとかかります。
シューの裏には、一部爪がついていて滑り止めになってます。
スノーシュー
多くの雪道を徘徊するため、リフトでゲレンデまで
スキーヤーとスノボーを楽しむ人たち
まず、向坂山山頂を目指します。
ヤマメの里の社長である秋本さんがガイドをしてくださいます。
霧立越の樹木や花の本などを出版されてます。
鹿よけネットが雪の重みで垂れ下がってます、折角保護してたのに鹿が自由に出入りし、鹿の餌場になってるとか、頭を抱えておられました
快適に進みます、霧氷観賞コースです
一番高く見えるのが国見岳
白岩山を経由して水呑ノ頭で昼食(ヤマメの里の弁当、ホッカイロ付きです)
食事の後、雪の多い北斜面を急降下、何度か尻シューで降下の場面も
あちこちで、転んだ歓声が上がります。
このあたりは快適なシューハイク
夏場は気が生い茂って歩けないそうですが、今は雪が抑えていて歩けるとか
何度か転びながら、尻シューしながらやっと林道へ
氷柱の芸術も楽しめます
カケスの羽だそうです。テンが捕ったのだろうとガイドさん
何故こんなに森が薄くなったのかと、ガイドさんの話だと、
まず鹿が増えて、
スズタケがなくなります
→スズタケがなくなると、スズタケで巣作りしていた野鳥がいなくなる
→野鳥がいなくなると葉っぱを食べる虫が繁殖
→虫が葉っぱを食べて木の勢いがなくなり、そのうち枯れて行く
この繰り返しだそうです。
そして鹿は、昔はスズタケしか食べなかったのが、スズタケがなくなり今は何でも食べるようになった
→こんな訳で鹿の生肉は食べたらいけないようになったとか
それと、三年ほどしないと子供ができなかったのが、今は一年で子供を産むようになって、こんなに鹿が増えてきたとの話でした。
スノーシューハイクを存分に楽しみ、そして森の営みを学んだ雪山でした。
ちなみに宿泊費はホテル泊で12000円、2食に弁当付き、ガイド付きでした